CAPぐんま

CAPとは

CAPとは

暴力(いじめ、体罰、虐待、スクールセクシュアルハラスメント、誘拐、痴漢、性暴力)を人権の視点で捉えます。子どもがさまざまな暴力から自分を守るための人権意識をもつことができます。

人権教育プログラム(予防)

CAPの3つの理念について

  

①子どもたちの権利

CAPではあらゆる暴力を人権の視点から人権侵害と捉え、子どもは「安心して」「自信を持って」「自由に生きるという3つの権利を持っていることを伝えます。

子どもたちは、「自分は大切な権利を持っているんだ」と知ることで、 暴力に立ち向かうために必要な人権意識、つまり「何としても大切な自分を守る」という意思を持つことができます。

J-CAPTA (https://j-capta.org/)HPより

  

②エンパワメント

子どもの問題解決力への信頼と働きかけです。

今まで力をもたされてこなかった人たちの本来持つ力を信じ、その力や個性を発揮させ、自己決定ができるよう、働きかけることです。

CAPプログラムでは子どもをおとなが 守るべき弱い存在とは捉えず、子どもの本来持つ力を信じ、安心・自信・自由の権利が奪われそうになったときにできることを一緒に考えます。 具体的には役割劇(ロールプレイ)を通して、NO(「いや」と言う)・GO(逃げる、その場を離れる)・ TELL(誰かに話す)という 自分を守る方法を学びます。

J-CAPTA (https://j-capta.org/)HPより

  

③コミュニティ~家庭・学校・地域をつなぐ~

子どもへの暴力を防ぐには、子どもを孤立させないことが重要ですが、 そのためにはまわりのおとなが子どもの話を聴き気持ちを受けとめ、子どもと一緒に行動の選択肢を考える必要があります。CAPプログラムでは、 子どもワークショップ実施の前におとなワークショップ(保護者ワークショップと教職員ワークショップ)を実施し、 子どもの人権尊重、暴力の基礎知識、暴力防止のためにできることなどを伝え、保護者や教職員と共通理解を図ります。 また、子どもワークショップはほぼすべての子どもが通う学校の授業時間に1クラス毎に実施すること、地域に市民事業として立ち上げた CAPグループに所属するCAPスペシャリストが直接子どもに伝えることなど、子どもを孤立させないために家庭・学校・地域が 一体となって取り組むという方法論を用います。

J-CAPTA (https://j-capta.org/)HPより

CAPの歴史

1978年 米国オハイオ州で誕生
1985年 日本へ紹介(森田ゆりさんによる)
1998年 CAPセンターJAPAN設立
2009年 J-CAPTA設立
2024年 任意団体CAPぐんま 正式発足
2025年 特定非営利活動法人CAPぐんま 設立
任意団体設立時

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